札幌は北海道の中央に位置するため、島で最も人気のある自然の見どころや、歴史ある運河の町小樽、登別の温泉街まで、手軽に行ける距離にあります。島の比較的空いた道路と充実した鉄道網のおかげで日帰り旅行は簡単ですが、富良野・美瑛エリアは、電車だけより日本のレンタカーのほうがはるかにうまく回れます。
距離と行きやすさの順に、札幌からのおすすめの日帰り旅行を紹介します。
1. 小樽 - 運河、寿司、ガラス
所要時間: 札幌から35〜40分(JR函館本線で小樽まで、750円) おすすめの理由: 運河の雰囲気、新鮮な寿司、伝統工芸 目安の滞在時間: 半日から1日
小樽は19世紀末から20世紀初頭にかけてニシン漁と交易で栄えた港町で、当時の石造りの運河倉庫が手つかずで残っています。小樽運河は、ガス灯と、レストラン、ギャラリー、工芸品店に生まれ変わった歴史的な倉庫が1.3キロメートルにわたって並ぶ、街の中心です。
寿司屋通り - 花園の商店街エリアに約15軒の小樽の寿司店が並び、いずれも小樽の寿司を日本でも指折りに押し上げている、北海道の高級海鮮を出しています。ネタはイクラ、ウニ、カニの脚、地元で獲れたヒラメなどです。ランチセットは約1,500〜2,500円から、おまかせコースは4,000〜8,000円です。
北一硝子(見学無料) - 17棟の旧ニシン倉庫がガラスの店に改装された複合施設です。ここのガラス吹きの伝統は、20世紀初頭にニシン漁の技術を使って始まりました。商品は500円のお土産から30,000円以上の芸術品まで幅広くあります。
小樽オルゴール堂(見学無料) - 3フロアにわたって、500円の基本的なものから10万円を超える精巧なスイス製ムーブメントまで、オルゴールが並びます。想像以上に面白く、上の階にはヨーロッパの歴史的な作品があります。
運河エリアは小樽駅から徒歩15分、または一つ先の南小樽駅からだと、寿司屋通りにやや近くなります。
2. 登別 - 日本で最も行きやすい温泉リゾート
所要時間: 札幌から1時間30分(JR特急すずらんで登別まで約2,980円。その後、温泉エリアまでバスで15分) おすすめの理由: 温泉、火山の景色、地獄谷 目安の滞在時間: 最低半日。複数の湯を楽しむなら1日
登別は北海道随一の温泉リゾートで、日本でも特に劇的な温泉の景観のひとつです。地獄谷は、硫黄の噴気孔から絶えず蒸気を噴き出す火山性の窪地で、町からすぐ行け、入場も散策も無料です。
地獄谷(無料) - 450メートルの遊歩道が、湯気の立ちのぼる谷を巡り、灰青色、さび色のオレンジ、淡い白と色の異なる煮えたぎる池や、鉱物ガスを噴き出す噴気孔のそばを通ります。広い灰色の湖を見下ろす大湯沼の展望台からの眺めが最も印象的です。
大湯沼川天然足湯(無料) - 地獄谷から徒歩20分の、自然に温められた小川で、足湯に適した一定の温度が保たれています。小さなタオルを持参しましょう。
日帰り入浴 - 登別のホテルの温泉のほとんどが、日帰り客に開放されています。第一滝本館(2,500〜3,000円)には、複数の泉質を引いた35種類の浴槽を持つ大きな入浴施設があります。登別グランドホテル(平日1,500円)は、規模は小さいながら、複数の泉質を楽しめる素晴らしい施設です。
登別の泉質には、塩化物泉、硫黄泉、鉄泉、二酸化炭素泉があり、ひとつの町でこれだけ多様な成分に出会えるのは、北海道の中でも珍しいことです。
3. 定山渓温泉 - 札幌から近い山の温泉
所要時間: 札幌から60〜70分(札幌駅から北海道中央バス、約800円。毎時1本) おすすめの理由: 札幌近郊の温泉、紅葉、手軽な自然 目安の滞在時間: 半日。ランチと組み合わせる
定山渓は札幌の南の山あいにある小さな温泉街で、登別よりずっと近く、雰囲気は静かで浴場も小規模です。町を豊平川が流れ、周囲の谷は北海道でも指折りの紅葉を見せます(通常は9月下旬から10月中旬)。
日帰り入浴: 第一ホテル定山渓(1,000円、川を望む広い露天と内湯)、豊平峡ダム(Hoheikyo Dambath、900円、ダム近くの小さな施設で地元の人に人気)。ほとんどのホテルで、11時から15時に日帰り入浴ができます。
豊平峡ダム(無料) - 町の中心からバスで30分で、ダムの展望台からは、9月下旬に鮮やかな紅葉に染まる貯水池を見下ろせます。秋のライトアップ(通常は10月上旬の2回の週末)は、札幌市民に人気です。
4. 富良野と美瑛 - ラベンダー畑と青い池
所要時間: 札幌からJRで2時間(特急ラベンダーまたは富良野線、富良野まで約2,970円)。美瑛は富良野線の別の停車駅(札幌から2,640円) おすすめの理由: 7月のラベンダー、パッチワークの丘、美瑛の青い池 目安の滞在時間: 1日。レンタカーを強くおすすめ
札幌から3〜4つの谷を越えた南にある富良野盆地は、日本の主なラベンダー産地です。最も古くて最も撮影されているラベンダー農場、ファーム富田(入場無料)は、山並みを背に、紫のラベンダーが平行に並ぶ丘の斜面を覆います。見頃のピークは通常7月10日から30日で、年によって変わります。
ファーム富田(無料) - ラベンダー、ポピー、さまざまな花畑が、毎日開いています。ラベンダーソフトクリーム(400円)は絶品です。繁忙期は、ひどい混雑を避けるために10時前に着きましょう。
美瑛の青い池 - 美瑛の近くにある、噴火対策の堰堤によってできたターコイズブルーの人工池で、現在は自然にアルミニウムを含んだ水が流れ込み、独特の色を生み出しています。この池は北海道で最も撮影される景色のひとつになりました。入場無料で、駐車場は1台500円です。車のほうがはるかに行きやすい場所です。
美瑛のパッチワークの丘 - 美瑛駅の北に広がるうねる畑には、じゃがいも、小麦、ラベンダー、ひまわりが交互に植えられ、丘にキルトのような模様を作り出しています。ケンとメリーの木(パッチワークの路エリア)からの眺めが最適です。駅から歩くこともできますが、レンタサイクル(1時間500〜1,000円、美瑛駅の近くで借りられます)か車のほうが実用的です。
電車の場合: 日帰りの旅行者は、ファーム富田と駅周辺なら徒歩で回れますが、青い池とパッチワークの丘にはバス(本数が限られます)か車が必要です。夏季(7月から9月)には、「富良野・美瑛ノロッコ号」のバスが主な見どころを結び、1区間500〜1,500円です。
5. 支笏湖 - 火山のカルデラと透明な水
所要時間: 札幌から60〜80分(札幌駅から北海道中央バス、約1,400円。1日2〜3本) おすすめの理由: 透明な火山湖、カヤック、夏の水遊び 目安の滞在時間: 1日
支笏湖は、日本でも特に透明度の高い水を持つカルデラ湖で、夏の視界は15〜20メートルに達します。湖に土砂を運ぶ川がなく、支笏洞爺国立公園の中にあり、北海道の厳しい冬にも凍ったことがありません。
カヤックのレンタル - 支笏湖畔(湖の北東岸にある小さなリゾートの村)の近くの複数の運営会社が、1人乗りと2人乗りのカヤックを1時間約1,500円から貸し出しています。澄んだ水に映るカルデラの壁が、この湖の決定的な体験です。
支笏湖氷濤まつり - 1月下旬から2月中旬にかけて、湖岸に大きな氷の彫刻とライトアップされた氷のトンネルが作られます。祭りは約10時から21時まで開催され、入場は無料です。開催期間中は、札幌駅から特別な直通バスが運行します。
札幌周辺で時間を有効に使う: 札幌発のガイド付き日帰りツアーなら、移動、ガイド、時間配分を任せられ、体験に集中できます。空港の到着と出発には、Kiwitaxiがメーター制の驚きのない定額の空港送迎を提供しています。
日帰り旅行の交通まとめ
| 行き先 | 所要時間 | 料金(片道) | ハイシーズン |
|---|---|---|---|
| 小樽 | 35〜40分 | 750円(JR) | 通年。冬は運河のライトアップ |
| 登別 | 1時間30分 | 2,980円(JR)+バス | 通年。冬か秋が最適 |
| 定山渓 | 60〜70分 | 800円(バス) | 紅葉は9月下旬から10月 |
| 富良野(ラベンダー) | 2時間 | 2,970円(JR) | 7月10日から30日 |
| 美瑛(青い池) | 2時間15分 | 2,640円(JR) | 7月から8月。車がおすすめ |
| 支笏湖 | 60〜80分 | 1,400円(バス) | 7月から8月。1月から2月は氷濤まつり |
料金はすべて2026年時点で、季節によって変動します。JRパスは、登別、富良野、美瑛への特急列車をカバーします。バスは別料金です。
宿泊先は? ブッキングドットコムで札幌のホテルを探す
関連ガイド: 札幌旅行ガイド · 札幌の観光スポット · 札幌の宿泊ガイド · 北海道のモデルコース · 北海道エリアガイド