宮島(正式名称は厳島)は、広島湾にある面積30平方キロメートルの島で、日本で最も多く撮影される場所の一つです。厳島神社の朱色の大鳥居は、満潮時に海に浮かんでいるように見えます。島は車が走っておらず、私有車は認められていません。移動はフェリー、徒歩、そして弥山に行くならロープウェイです。
広島から宮島への行き方
ルート1: JR電車+JRフェリー(おすすめ、特にJRパス保有者に)
広島からの最も速く、経済的なルートです。
| 区間 | 交通機関 | 所要時間 | 運賃(目安、2026年) |
|---|---|---|---|
| 広島 → 宮島口 | JR山陽本線(普通) | 26分 | 410円 |
| 宮島口桟橋 → 宮島桟橋 | JR宮島フェリー | 10分 | 200円 |
| 合計 | 約40分 | 610円 |
JRパス: JRの電車とJR宮島フェリー(JR運営の航路)の両方が対象です。フェリーの改札でパスを見せれば、切符なしで乗れます。
宮島口で: 宮島口駅を出て、まっすぐ5分歩くとフェリー桟橋です。10分の航路は2社が運航しており、JRフェリーと松大フェリーです。どちらも運賃は約200円で、JRパスが使えるのはJRフェリーだけです。
ルート2: 広島電鉄(広電の路面電車)+フェリー
広島の市内電車網を通る、景色のよい別ルートです。
- 広島市中心部(広島駅の電停) → 広電宮島口: 約70分、2026年時点で450円(2号線)
- フェリー桟橋まで徒歩5分
- フェリーの運賃: 約200円(松大フェリー、JRフェリーではないのでJRパスは使えません)
時間はかかりますが、乗り換えが不要で、復興した広島の街並みを眺められます。広電の路面電車は、JRパスの対象外です。
広島のホテルや広島空港から、宮島口のフェリー桟橋まで直接移動するプライベート送迎は、Kiwitaxiの定額予約が利用できます。
島内の移動
宮島は完全に車がありません。移動手段は次の通りです。
1. 徒歩
徒歩が主な移動手段で、最も楽しめます。フェリー桟橋から神社の境内までの主な通りは約600メートルで、平坦で心地よい道に、楓の木(秋には見事です)、土産物店、歩き回る鹿が並びます。
フェリー桟橋からの主な徒歩の所要時間:
| 見どころ | 徒歩の所要時間 |
|---|---|
| 厳島神社の入口 | 10分 |
| 大鳥居(神社から) | 5分 |
| 千畳閣 | 10分 |
| 大聖院 | 15分 |
| 紅葉谷公園(ロープウェイの乗り場) | 20分 |
| 弥山山頂(ロープウェイ利用) | 合計45分(ロープウェイ+徒歩) |
| 弥山山頂(すべて徒歩) | 片道2時間 |
2. 宮島ロープウェー
ロープウェイは、紅葉谷公園から弥山の頂上近くまで、連結した2区間で上ります。
- 下の駅: 紅葉谷公園駅。フェリー桟橋から徒歩20分
- 上の駅: 獅子岩駅。瀬戸内海を見渡せるパノラマの展望台
- 所要時間: 1区間約15分(中間の榧谷で乗り換え)
- 運行時間: 9時〜17時(最終の上り16時15分。冬は短縮)
- 運賃(目安、2026年): 大人往復2,000円 / 片道1,100円
- 山頂への歩き: 獅子岩駅から弥山山頂(530m)まで、徒歩約30分。道中にはいくつもの石造りの仏堂と、弥山の聖なる消えずの火があります。
ロープウェイは、混雑する時期(10月の紅葉、春の桜)には、45分を超える待ち時間になることがあります。早めに行くか、14時以降にすると、最長の待ち時間を避けられます。
3. 鹿
移動手段ではありませんが、宮島の鹿(約500頭)は避けられず、島の体験に欠かせません。神社の参道、商店街、フェリー乗り場の周辺に集まっています。大胆で人を恐れず、かばんやポケットを熱心に調べます。食べ物は封をして、かばんは閉めておくのが、最も大切な実用的な備えです。
大鳥居: 潮の時間
厳島神社の象徴である大鳥居(1875年再建。現在のものはこの場所で8代目)は、湾の約200メートル沖に立っています。その体験は、潮の満ち引きで大きく変わります。
満潮: 鳥居が浮かんで見え、神社の回廊が水上に延び、水面に映る写真が撮れます。特に夕日の時間は写真に最適です。 干潮: 湾は干潟になり、鳥居の根元まで歩いて行って触れられます。干潮時は、鳥居の下を歩くために列ができます。
潮見表: 広島観光コンベンションビューロー(hiroshima-navi.or.jp)で入手でき、広島駅と宮島口駅の観光案内所にも掲示されています。写真が目的なら、潮に合わせて到着時刻を計画しましょう。
日帰りか宿泊か
日帰り: 多くの旅行者が広島から日帰りで訪れます。神社、大鳥居、大聖院、ロープウェイをゆったり回るには、島で最低4時間を見込んでください。
宿泊: 宮島に泊まれば、早朝(日帰り客が来る前)と、17時以降(フェリー客が大きく減ります)の神社を体験できます。島の海辺から見る鳥居の夕景は、日本で最も美しい景色の一つです。島にはいくつかの旅館があり、ほとんどが中〜高価格帯です(2026年時点で、夕食・朝食付きで1人約25,000円から)。
フェリー桟橋の設備
宮島のフェリー桟橋には、荷物を預けて散策できるコインロッカーがあります(2026年時点で1日約300〜600円)。強くおすすめします。島の石畳の道や坂は、重い荷物がないほうが歩きやすいです。
宮島の近くに泊まる(本土側)
予算の関係で島内の宿が難しい場合は、宮島口エリアか広島市内のホテルが、実用的な拠点になります。宮島口には、フェリー桟橋から10分以内のビジネスホテルがいくつかあります。
実用メモ
- 入島料: 2024年から、宮島では1人300円の入島料がフェリーで徴収されています。現在の状況はフェリーの窓口でご確認ください。
- 車なし: 私有車は不可。島にはタクシーもバスもありません。
- 牡蠣のシーズン: 宮島の牡蠣(焼き、フライ、ご飯)は10月〜4月が最高の状態です。商店街近くの焼き牡蠣の屋台は、外せない昼食の立ち寄り先です。
- もみじ饅頭: 島の代表的なお菓子で、もみじの葉の形のお菓子に、あんこが入っています。参道の店先で熱々のものを買いましょう。
宮島の交通の要点: ジャパンレールパスは、広島からのJR電車とJR宮島フェリーの両方をカバーします。宮島が日本の旅程に必ず含まれることを考えると、パスの使い方として最もコストパフォーマンスのよいものの一つです。広島のホテルから宮島口のフェリー桟橋までのプライベート送迎には、Kiwitaxiが電車の便利な代わりになります。
旅の準備
- 航空券 - 日本行きの最安運賃を探す
- ホテル - Booking.comで宮島のホテルを探す
- 旅行保険 - 出発前に補償を準備する
- eSIM - 到着した瞬間から接続する
- レンタカー - 各社の料金を比較する
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