東京は、急がずに楽しむ旅行者に応えてくれる街です。数か月かけても見きれないほどの見どころがありますが、厳選すれば4〜6日で一通りの魅力を味わえます。以下の25の体験は種類別に整理しており、地理的に無理のない1日の計画を立てやすくしています。これほど広い街では、近くの見どころをまとめて回ると時間と体力の節約になります。
寺と神社
1. 浅草寺(浅草)
東京で最も古く、最も多くの人が訪れる寺で、伝説では645年の創建とされます。仲見世通りの参道には、人形焼(あんこ入りの小さなカステラ)、扇子、昔ながらの菓子などの店が並び、本堂と同じくらい体験の一部です。五重塔と、巨大な赤い雷門の提灯が最も撮影される名所です。静かに過ごすなら8:00前に、あるいは提灯が灯り人出が大きく減る夜遅めの時間に訪れましょう。
当サイトの浅草寺・浅草ガイドで詳細を紹介しています。浅草ウォーキングツアーに参加すると、地元ならではの背景も知ることができます。
入場: 無料 | 営業時間: 境内は24時間、本堂は6:00〜17:00(10〜3月は6:30〜17:00) | アクセス: 浅草駅(東京メトロ銀座線、都営浅草線、東武スカイツリーライン)
2. 明治神宮(原宿)
東京で最も商業化が進んだ地区のひとつの真ん中にある70ヘクタールの森の中に、明治天皇と昭憲皇太后を祀る明治神宮があります。入口にそびえる檜の大鳥居と、森を抜ける長い砂利の参道は、都会から切り離されたような静けさを感じさせます。内苑(御苑)は別途500円の入場料が必要で、6月には東京有数の花菖蒲の名所になります。
入場: 無料(内苑は500円) | 営業時間: 日の出から日没(季節により変動) | アクセス: 原宿駅(JR山手線)、明治神宮前駅(東京メトロ)
3. 増上寺と富士山の眺め(港区)
増上寺は1393年に創建された浄土宗の大寺院で、1598年に現在の芝の地へ移されました。三解脱門(1622年)は東京に現存する最古級の建造物のひとつです。本堂のすぐ後ろに東京タワーがそびえる構図は東京でも屈指の特徴的な眺めで、冬の晴れた朝には遠く西に富士山も見えます。境内には、赤い毛糸の帽子をかぶせた地蔵像が並ぶ、胸を打つ一角もあります。
入場: 無料 | 営業時間: 境内は6:00〜17:30 | アクセス: 大門駅(都営大江戸線・浅草線)、芝公園駅(都営三田線)
東京のスカイライン
4. 東京スカイツリー
高さ634メートルの東京スカイツリーは、世界一高い電波塔であり、地球上で2番目に高い構造物です。350メートルの天望デッキからは市内を一望でき、晴れた日(主に冬の朝)には北に日光の山々、西に富士山が見えます。450メートルの天望回廊は螺旋状のガラス張りの通路で、床の一部から真下を見下ろせます。
入場: 天望デッキ2,100円 | 天望回廊3,000円(天望デッキを含む) | 営業時間: 毎日10:00〜21:00 | ヒント: 事前に日時指定チケットをオンラインで予約しましょう。当日の行列は40〜60分延びることがあります。
5. 渋谷スカイ(渋谷スクランブルスクエア屋上)
渋谷スクランブルスクエアの46階にある屋外展望台は、下の交差点から229メートルの高さにあります。渋谷スクランブル交差点を真下に見下ろす眺めは、世界でも指折りの都市の景色です。屋外エリアには、縁から身を乗り出せるネット状の展望スペースもあります。夕暮れと日没後の1時間が最もドラマチックです。
入場: 2,000円 | 営業時間: 10:00〜22:30(最終入場21:30) | ヒント: オンライン予約で希望の時間枠を確保しましょう(KlookでSHIBUYA SKYのチケットを予約)。詳細は渋谷スカイのチケット、営業時間、見どころをご覧ください。
6. 東京タワー
1958年に建てられ、エッフェル塔をモデルにした東京タワーは、日本で最も知られたランドマークのひとつです。高さ333メートルでスカイツリーより低いものの、150メートルのメインデッキからは、より低料金で身近な街の眺めを楽しめます。日没後にオレンジと白にライトアップされる姿は特に美しく、周辺の芝公園は朝や夕方の散歩にも向いています。
入場: メインデッキ1,200円 | トップデッキ3,000円 | 営業時間: 毎日9:00〜23:00
7. 東京都庁(無料)
西新宿にある東京都庁の双子の塔には、東京でも指折りの穴場があります。地上202メートルの無料展望室です。北展望室はほとんどの夜22:30まで、南展望室は17:30まで開いています。西に広がる新宿の高層ビル群を見渡せ、冬の晴れた日には南西に富士山が見えます。
入場: 無料 | 営業時間: 北展望室9:00〜22:30(第2・第4月曜休み)、南展望室9:00〜17:30 | アクセス: 都庁前駅(都営大江戸線)
展望スポット比較表
| 展望スポット | 高さ | 入場料 | おすすめの時間 | 屋外? |
|---|---|---|---|---|
| スカイツリー天望デッキ | 350m | 2,100円 | 冬の晴れた朝 | いいえ |
| スカイツリー天望回廊 | 450m | 3,000円 | 晴れた日ならいつでも | 一部 |
| 渋谷スカイ | 229m | 2,000円 | 夕暮れ・夜 | はい |
| 東京タワーメインデッキ | 150m | 1,200円 | 日没後 | いいえ |
| 東京都庁(無料) | 202m | 無料 | 晴れた夕方 | いいえ |
| 新宿パークタワー(無料) | 200m | 無料 | 平日9:00〜17:00 | いいえ |
歩いて楽しむエリア
8. 谷中(下町の面影が残る東京)
谷中は、都心で最も雰囲気のある散歩エリアです。1923年の関東大震災と第二次世界大戦の空襲の両方を免れ、細い路地、古い木造の町家、小さな寺、家族経営の商店が並ぶ街並みが大部分そのまま残っています。谷中霊園(一般に開放されており、不気味な場所ではありません)は、東京有数の桜の名所です。谷中銀座は短いアーケード式の商店街で、メンチカツ、コロッケ、地元の軽食を売っています。所要時間は2〜3時間を見ておきましょう。
地区間の移動が多い日は、Klookの東京メトロパスで地下鉄をカバーすることをおすすめします。
9. 下北沢(古着市場とライブ音楽)
古着店、レコード店、小さなライブハウス(下北沢は東京のインディーズ音楽シーンの中心です)、個人経営のカフェが低層の街並みにぎゅっと詰まった、意図的にのんびりした雰囲気のエリアです。道が狭く大型車が入れないため、街の個性が保たれています。月2回開かれる下北沢のフリーマーケットに合わせて訪れる価値があります。最低2時間は見ておきましょう。
10. 高円寺(地元の空気と飾らない魅力)
新宿から中央線で西に向かった高円寺は、東京のオルタナティブな街の中でも、より古く地元色の濃いエリアです。古着店(東京で最も密度が高いといわれます)、レコード店、小さなライブハウスが集まっており、下北沢が混みすぎている場合の午後の選択肢になります。
11. 神楽坂(日仏の混ざり合う街)
飯田橋駅から上る坂道で、東京でも独特な個性が混ざり合う街です。フランス料理店、ブーランジェリー、ワインバーが、昔ながらの日本の料亭や芸者の置屋と並んでいます。表通りの裏を走る石畳の石塚町の路地は、このエリアで最も趣のある小道です。東京に残る数少ない芸者文化が今も息づいています。
アニメやゲーム文化のファンは、秋葉原アニメツアーのガイドで案内付きのルートをたどれます。落ち着いた午後を過ごすなら浅草での東京茶道体験もおすすめです。
美術館・博物館と文化
12. チームラボプラネッツ豊洲
東京にある2つの常設チームラボ施設のひとつです(もうひとつは麻布台のチームラボボーダレス)。プラネッツはより親密で没入感の強い施設で、水、光、映像を使った大規模なデジタルアートの部屋を、裸足で歩いて巡ります。所要時間は約45〜60分です。事前予約が必須で、当日券はほとんど出ません。
Klookでチームラボのチケットを予約しておきましょう。枠は売り切れます。
入場: 大人3,200円 | 営業時間: 9:00〜21:00 | アクセス: 新豊洲駅(ゆりかもめ) | 予約: teamlab.art
13. 東京国立博物館(上野)
1872年創設の日本最古かつ最大の博物館で、縄文時代から江戸時代までの日本美術、考古、歴史にわたる11万点以上を所蔵しています。本館は日本美術が中心で、漆工、武具、浮世絵、陶磁器、仏像を展示しています。平成館は考古学のコレクションが一貫して優れています。最低2時間は見ておきましょう。
入場: 1,000円 | 営業時間: 9:30〜17:00(金・土は20:00まで) | 休館: 月曜
14. ジブリ美術館(三鷹)
井の頭公園内にあるスタジオジブリの美術館は、スタジオの創作過程を伝える場所です。オリジナルの絵コンテ、モデルルーム、手描きのセル画、そして巨大なトトロが見守る屋上庭園があります。チケットは数か月前からの抽選で購入する必要があります。転売業者からは買わないでください。美術館では身分証を確認します。館内の展示物は撮影禁止です(建物と庭は撮影できます)。
入場: 大人1,000円 | アクセス: 三鷹駅(JR中央線)から徒歩15分またはシャトルバス
15. 江戸東京博物館(両国)- 現在改修中
江戸東京博物館は、江戸(近代以前の東京)が現代の都市へと変わる過程を、縮尺模型、再現された建物の内部、400年にわたる史料で紹介しています。なお、同館は2022年から大規模改修のため休館しており、2025年に再開予定とされていました。訪問前に最新の状況を確認してください。
開館時の入場: 600円 | アクセス: 両国駅(JR総武線、都営大江戸線)
自分で作って食べたい方は、東京の料理教室のガイドで寿司、ラーメン、和菓子の体験を比較しています。また、ジブリ美術館とジブリパークの予約ガイドでは三鷹のチケットの取り方を説明しています。
市場とショッピング
16. 築地場外市場
内側の卸売市場は2018年に豊洲へ移転しましたが、築地場外市場(旧市場を囲む小売・飲食エリア)は今も営業しています。卸売の買い付け客と場所を取り合っていた頃より、今のほうが観光客には回りやすいともいえます。新鮮な魚介、卵焼き(300〜500円)、マグロの刺身朝食、漬物、包丁、乾物を売る店が数多く並びます。雰囲気が最も良いのは7:00から10:00の間です。入場は無料です。
築地フードツアーでは、ガイドが店を案内してくれます。
17. 仲見世通り(浅草)
浅草寺へ続く250メートルの歩行者専用の参道は、300年以上にわたり訪れる人に伝統的な品々を売ってきました。人形焼(10個入りの袋で600〜800円)、扇子、手ぬぐい、和紙製品、土産物などが並びます。店によって質にばらつきがあり、仲見世と直角に交わる路地の商品のほうが、本物らしく価格も手頃な傾向があります。
18. アメヤ横丁(上野)
上野駅と御徒町駅の間の高架線路沿いに続く、密度の高い市場の通りです。もとは第二次世界大戦直後に営業していた闇市で、アメ横(アメヤ横丁の略称)は現在、新鮮な魚介、乾物、ナッツ、スポーツウェア、化粧品、雑貨を手頃な価格で売っています。活気は雑然としていて楽しく、店主たちが大声で値段を呼びかける週末の午後に訪れるのが最適です。
公園
19. 新宿御苑
東京屈指の庭園で、58ヘクタールの敷地にフランス式整形庭園、イギリス式風景庭園、日本庭園が共存しています。冬は温室も別の楽しみです。新宿御苑は都内でも桜の開花が安定しており、上野公園よりやや遅れて咲きます。園内は飲酒禁止のため、騒がしいほかの花見の名所よりも落ち着いた雰囲気です。
入場: 500円 | 営業時間: 9:00〜16:00(最終入場15:30) | 休園: 月曜
20. 代々木公園
原宿の明治神宮に隣接する、自由に出入りできる大きな公園です。地元の人がピクニック、フリスビー、サイクリング、団体スポーツを楽しんでいます。日曜には、公園外周の道で即興の演奏や集まりが開かれることもあります。ここの桜も有名ですが、ゴールデンウィークは混雑します。いつでも無料で入れます。
21. 上野公園
日本で最初の公園のひとつで、1873年に開園しました。上野動物園、5つの主要な美術館・博物館、蓮に覆われたエリアのある不忍池、中央の通り沿いに並ぶ桜並木があり、開花期には見事な景色になります。ものすごい人出が好きでなければ、ゴールデンウィークや桜の週末は避けましょう。
ユニークな体験
22. メイドカフェ(秋葉原)
メイドの衣装を着たスタッフがパフォーマンスやゲームを交えて接客するメイドカフェは、秋葉原が発祥で、今もこの街に集中しています。@Home Cafe(秋葉原に複数店舗)は老舗のひとつです。席料500円に加え、飲食で1人あたり最低700円程度を見込んでください。パフォーマンス中心で、意図的に遊び心のある体験なので、そのつもりで楽しみましょう。
秋葉原ガイドツアーにはカフェやゲームセンターも含まれます。秋葉原アニメツアーもあわせてご覧ください。
23. ロボットレストラン(新宿)(最新の営業状況を確認)
新宿・歌舞伎町にあった、ネオンに輝くロボットのパフォーマンス、和太鼓、凝ったステージセットを呼び物にしたディナーショーは、長く東京の名物でした。パンデミック中に閉業し、再開の状況は変わり続けています。予約の前に最新の営業状況を確認してください。入場料は8,000円で、ディナーは別料金です。
24. 相撲の朝稽古(両国)
東京東部の両国は、日本の相撲の本拠地です。周辺の複数の相撲部屋では、おおむね6:00〜10:00の朝稽古の見学を受け付けています。見学は非公式で保証はなく、部屋は稽古の現場であるため、予告なく見学が取りやめになることもあります。最善の方法は、ホテルのコンシェルジュを通じて手配するか、朝稽古の見学とちゃんこ鍋のランチが付いた相撲ツアーを予約することです。国技館では、年6回の本場所のうち3回(1月、5月、9月)が開催されます。
東京の相撲体験なら見学が確実です。当サイトの相撲ガイドもご覧ください。
25. 東京の日帰り温泉
お台場の大江戸温泉物語は東京で最も有名な日帰り温泉施設でしたが、2021年に閉館しました。代わりとなる施設がいくつかあります。
- Thermae-Yu(新宿): 平日2,750円、週末3,500円。11:00〜23:00。新宿駅から徒歩圏内です。
- スパ ラクーア(文京区、東京ドーム近く): 平日2,900円。屋上に露天風呂があります。
- 十楽(浅草): 500円からの手頃な地元の銭湯。地元の雰囲気で、英語はあまり通じません。
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ほかにもおすすめがあります。ちゃんこ鍋のランチ付きの相撲の朝稽古見学と、東京での侍・忍者体験です。
予算を抑えたい方は、東京の無料スポット7選もご覧ください。