名古屋旅行ガイド: 名古屋城、熱田神宮、味噌グルメ
名古屋城、熱田神宮、トヨタの歴史、大須、名古屋めしまで、見どころとアクセスをまとめた旅行ガイドです。
名古屋は人口230万人を擁する日本第4の都市で、東京と京都を行き来する海外からの旅行者には過小評価されがちです。トヨタ発祥の地であり、三菱航空機も拠点を置く日本のものづくりの中心で、世界有数の生産力を誇る工業地帯の核でもあります。実際に訪れると、見どころと食の多さに驚く人が少なくありません。
今年の秋には、この街でアジア競技大会が開催されます。混雑と交通については、名古屋・愛知のアジア競技大会ガイドをご覧ください。
名古屋へのアクセス
名古屋駅は日本で最も利用者の多い高速鉄道、東海道新幹線の停車駅です。主要な新幹線はすべて停車します。中部国際空港から入る場合は、Welcome Pickupsで定額の空港送迎を手配できます。
| 出発地 | 所要時間 | 料金(自由席) | JRパス |
|---|---|---|---|
| 東京 | 1時間45分 | 11,090円(約73ドル) | 対象 |
| 京都 | 35分 | 5,720円(約38ドル) | 対象 |
| 大阪 | 50分 | 6,680円(約44ドル) | 対象 |
| 広島 | 1時間40分 | 12,580円(約83ドル) | 対象 |
名古屋には中部国際空港(NGO)もあり、名鉄空港線で名古屋駅まで28分、890円です。
市内の移動については、名古屋の交通ガイドで地下鉄や電車を詳しく解説しています。
名古屋城
名古屋城は、江戸幕府を開いた徳川家康の命により1612年に築かれました。明治時代まで、徳川家の尾張藩主の居城でした。本丸の天守は1945年の空襲で焼失し、現在の鉄筋コンクリート造は1959年に再建されたものです。
最大の見どころは、屋根の棟に載る一対の**金鯱(きんのしゃちほこ)**です。この金色の魚はイルカに似た姿で名古屋の象徴とされ、市のブランドやお土産、看板のあちこちに登場します。初代の金鯱は本丸御殿の施設内に展示されています。
入場料は500円(約3.30ドル)です。敷地内には、同じ空襲で焼失した隣接の居館、本丸御殿が復元されています。御殿の内部には17世紀の襖絵が残り、丁寧な復元事業が数十年にわたって続いています。なお、2026年時点で木造の新天守を建てる計画(本丸の天守再建プロジェクト)が検討されていますが、工期は何度も変更されています。
名古屋城へは、地下鉄名城線の市役所駅から徒歩15分、名古屋駅から徒歩20分です。
名古屋の市内ガイドツアーは、名古屋城と本丸御殿に熱田神宮と大須を組み合わせた内容が一般的で、初日にまとめて回るのに向いています。英語ガイドが付くため、復元された御殿の内部も詳しく知ることができます。
熱田神宮
熱田神宮は日本で最も神聖な神社のひとつで、格式では三重県の伊勢神宮に次ぐとされます。日本の三種の神器のひとつ、**草薙剣(くさなぎのつるぎ)**を祀っています(ほかの2つは伊勢の鏡と皇居の勾玉)。剣は一般には公開されていません。
境内は無料で入れます。名古屋の市街地にありながら約6.5ヘクタールの森が広がり、小さな社や石灯籠、樹齢1,000年を超える楠の古木があります。観光客向けの神社とは雰囲気が異なり、混雑する時期を除けば、参拝に訪れる地元の人のほうが多いのが特徴です。
境内の食事処では、名物のひつまぶし(食文化の項を参照)をいただけます。食事の時間帯に訪れるなら、ぜひ注文してみてください。
アクセスは、名鉄名古屋本線の神宮前駅(名古屋駅から10分、170円)、または地下鉄名城線の神宮西駅です。
トヨタ産業技術記念館
日本でも指折りの産業博物館で、期待していなかった人ほど驚く施設です。名古屋駅の北西、ノリタケの森にあるトヨタの旧紡織工場の建物を利用しています。
展示は、トヨタが織機メーカーとして始まった歴史をたどります。豊田佐吉は1897年に自動織機を発明し、その特許をイギリスの会社に売却した資金が自動車事業への転換を支えました。繊維機械館では何十台もの織機が実際に動き、自動織機のしくみを実演します。その技術力を見ると、同社が自動車へ見事に舵を切れた理由がよく分かります。
自動車館では、1930年代から現在までのトヨタ車の歴史を、試作車やコンセプトカーとともに紹介しています。
入場料は500円(約3.30ドル)、開館時間は9:30~17:00、月曜休館です。名古屋駅(名鉄側)から徒歩15分です。
リニア・鉄道館
JR東海の博物館で、JRの鉄道網の歴史を紹介し、特に新幹線の展示が充実しています。目玉は、旧型車両と並んで展示されている実物大のW7系新幹線の車両と、超電導リニアの試験車両です。リニアは1990年代から名古屋と東京の間で開発が進む、時速500キロの磁気浮上式鉄道の技術です。
入場料は1,000円(約6.60ドル)です。場所は金城ふ頭で、名古屋駅からあおなみ線で30分、350円です。
大須観音と商店街
大須観音は名古屋中心部にある大きな仏教寺院で、起源は1333年にさかのぼり、第二次世界大戦の被害を受けて1970年に再建されました。貴重な経典を収めた文庫があります。そのすぐ周囲には、四方に何ブロックも続くアーケード街、大須商店街が広がっています。
大須は次のような独特の個性を持つエリアです。
- ヴィンテージ家電やレトロゲーム(寺の近くに集中し、秋葉原を上回る部分もあります)
- 古着とストリートファッション
- 手頃なストリートフード: たい焼き、唐揚げ、たこ焼き
- 輸入雑貨や専門店
若い地元客に人気で、東京や大阪の似た街に比べると観光地らしく整えられていない雰囲気があります。最もにぎわう週末の午後に歩くのがおすすめです。
名古屋めし: 街の食文化
名古屋は、大阪と福岡を除けば、日本のどの都市よりも地域色の強い食文化を持っています。名古屋めしとは地元の名物料理の総称で、多くは名古屋独特の赤味噌(八丁味噌)を使います。一般的な和食で使う白味噌より色が濃く、コクがあります。
味噌カツ: とんかつに、ウスターソース系の一般的なカツソースではなく、濃厚な八丁味噌のたれをかけた料理です。最も有名なチェーンは矢場とんで、定食は1,200~1,800円が目安です。
ひつまぶし: 焼いたうなぎをのせたご飯を、3通りで味わう料理です。最初はそのまま、次にわさびとネギを加え、最後にだしをかけてお茶漬け風にします。この食べ方は演出ではなく本物の作法です。熱田神宮の近くにある「あつた蓬莱軒」は最も歴史のある店で、夜は予約が必須、昼は行列が90分を超えることもあります。
味噌煮込みうどん: 太い小麦のうどんを赤味噌のだしで煮込み、汁が煮詰まって濃厚にからむ状態に仕上げます。土鍋で出てきます。冬向きの料理ですが、通年で提供されています。専門店で1,200~1,500円ほどです。
手羽先: 鶏の手羽先の唐揚げです。一般的な日本の唐揚げより小ぶりでカリッとし、醤油、みりん、生姜に漬け込み、ごまと胡椒で仕上げます。酒の肴として出されます。最も知られているチェーンは「山ちゃん」で、市内に多くの店舗があります。
宿泊エリア
名古屋駅、栄、その他のエリアごとのホテルのおすすめは、名古屋の宿泊ガイドをご覧ください。
名古屋からの日帰り旅行
犬山城(名鉄名古屋駅から名鉄本線で30分、570円)は、日本に12城だけ残る現存天守のひとつです。再建でも鉄筋コンクリートでもなく、1601年にさかのぼる江戸時代そのままの建物です。木曽川を見下ろす丘の上に建ち、17世紀から成瀬家が所有する、個人所有の城として続いてきました。入場料は1,000円。日本で最も過小評価されている城見学のひとつです。
岐阜(名古屋からJRで45分、JRパス対象)には、金華山の上から街を見下ろす岐阜城があり、ロープウェイで登れます。山の下を流れる長良川では、5月中旬から10月まで鵜飼が行われます。川岸からかがり火のもとで鵜飼の船を眺める体験は、日本でも珍しい夜の過ごし方のひとつです。観覧船は事前予約が必要です。
白川郷(名古屋または岐阜からバスで約2時間)は、合掌造りの茅葺き屋根の民家で知られるユネスコ世界遺産の山里です。名古屋や高山からの日帰りが一般的です。合掌造りの民宿に泊まることもできますが、繁忙期は数か月先まで満室になります。
名古屋旅行を計画中ですか? 名古屋のツアーとアクティビティでは、ガイド付き体験や文化体験、主要スポットを地元の知識とともに楽しめます。日本行きの航空券は季節によって大きく変わるため、早めに比較して安い運賃を確保しましょう。予約の前に日本の旅行保険を手配し、到着してすぐデータ通信ができるようAiralo日本eSIMも用意しておくと安心です。
名古屋をもっと知る
名古屋の観光スポット · 名古屋の宿泊 · 名古屋のおすすめレストラン · 名古屋の食ガイド · 名古屋からの日帰り旅行 · 名古屋の交通ガイド
名古屋は中部地方の中心都市です。中部全体の概要は、中部地方ガイドをご覧ください。名古屋は、ゴールデンルートと日本アルプスを組み合わせた3週間の日本旅行プランの立ち寄り先にも適しています。
出発前に確認したい公式情報: 日本政府観光局。
関連記事: 中部地方ガイド · 金沢旅行ガイド · 高山旅行ガイド · 日本3週間モデルコース · 日本鉄道パスガイド · 日本の交通ガイド · 名古屋の長期滞在
Book an experience
Nagoya おすすめ体験アクティビティ
Nagoyaで高評価のツアーとアクティビティ。多くは即時確定で無料キャンセル可能。