青森は津軽海峡の南岸にあるコンパクトな県庁所在地で、主要な見どころがまとまっているため、多くの人が中心部を徒歩だけで回れます。市の交通の中心はバス網で、青森駅と新青森の新幹線ターミナルの間は、JR在来線が補っています。
東京などから青森へ
東北新幹線(おすすめ)
東北新幹線は、東京駅と新幹線網の北の終着駅、新青森駅を結びます。新青森からは、JR奥羽本線の在来線で青森駅へ(8分、2026年時点で約200円)。
| 出発地 | 所要時間 | 運賃(目安、2026年) |
|---|---|---|
| 東京駅 → 新青森(はやぶさ) | 3時間10分 | 17,150円 |
| 仙台 → 新青森 | 1時間45分 | 10,430円 |
| 盛岡 → 新青森 | 55分 | 5,820円 |
| 新青森 → 青森駅(在来線) | 8分 | 200円 |
上記の新幹線運賃はすべてJRパスの対象です。青森は本州で最北の新幹線停車駅で、これより先の北海道へは、北海道新幹線で新函館北斗経由の青函トンネルを通ります。
夜行列車: 寝台特急カシオペアは、かつて上野と札幌の間を青森経由で運行していました。2026年時点では、季節限定の寝台列車が運行される場合があるため、JR東日本の最新の時刻表を確認してください。東京(新宿または東京駅)発の夜行バスは約10時間で青森に着き、運賃は約5,000〜8,000円です。鉄道パスを持たない場合の節約手段です。
青森空港やホテルまでの貸切送迎には、Kiwitaxiがメーター制ではない固定料金のお迎えを提供しています。
青森駅と湾岸エリア
青森駅は湾岸のすぐそばにあり、市の交通の中心です。駅から徒歩10分圏内には次の施設があります。
- ねぶたの家 ワ・ラッセ: 巨大な山車の博物館(駅のすぐ外)
- ASPAM(アスパム): 三角形の県観光物産館と展望台
- 青森市中央卸売市場(古川市場): 駅の北、徒歩5分
- A-FACTORY: 港にあるシードルと地元産品の市場
青森中心部で1日過ごす人の多くは、駅周辺だけで十分です。平坦な湾岸の遊歩道が、これらの名所を約20分の周回コースでつないでいます。
市営バス
青森市営バスが主な市内路線を運行しています。旅行者に便利なのは次のとおりです。
- 1番・2番の循環路線: 青森駅から市の中心部を回って戻る路線で、新青森付近の商業エリアや青龍寺へ行くのに便利です。
- 浅虫温泉方面: 海沿いの温泉地、浅虫温泉へは、青森駅から青い森鉄道で約25分(2026年時点で360円)で、バスも運行しています。
標準のバス運賃: 2026年時点で、ほとんどの中心部路線は一律200円です。降車時にICカード(降車時にリーダーにタッチ)か、運賃箱に現金ちょうどを入れて支払います。
1日乗車券: 2026年時点で約500円。青森市営バスの全路線が乗り放題です。乗車時に運転手から、または青森駅のバスターミナルの事務所で購入できます。
青い森鉄道(青森 ↔ 新青森 ↔ 浅虫)
青い森鉄道は、青森県内の旧JR東北本線の線路を引き継いだ第三セクター鉄道です。旅行者にとっては、主に次の2区間が使えます。
- 青森駅 → 新青森駅: 8分、約200円。新幹線での到着・出発には欠かせません。
- 青森駅 → 浅虫温泉: 約25分、約360円。浅虫は湾岸にある、ほどよい規模の温泉町です。
注意: JRパスは青い森鉄道(JR運営の路線ではない)には使えません。ICカードか現金で支払います。
ICカード
Suica、Pasmo、ICOCA、manacaのICカードは、青森の地域交通で使えます。
- 青い森鉄道(青森駅・新青森駅にICリーダーがあります)
- 青森市営バス路線
- 市中心部の一部のタクシー
チャージは、青森駅のJRの券売機(Suica)か、青い森鉄道の窓口でできます。青森は北にあるため、東京や仙台を出る前にチャージしておくのが無難です。県内の奥へ進むほど、チャージできる場所は少なくなります。
タクシー
青森駅の外にはタクシーが多く、バスの便が悪い観光地へ行くときに現実的な選択肢です。
運賃(目安、2026年):
- 初乗り: 680円(最初の1.5km)
- 加算: 1kmごとに270円
- 青森駅 → ねぶたの家: 約700円(徒歩3分でも行けます)
- 青森駅 → 青龍寺: 約1,500円
- 青森駅 → 新青森駅: 約1,500〜1,800円(電車のほうが速くて安い)
英語対応の配車があるタクシー会社には、青森タクシーと東奥交通があり、市内で営業しています。青森市では、配車アプリのGOで事前予約もできます。
徒歩
青森駅とアスパムの間の湾岸中心部はコンパクトで平坦なため、市内で最も歩きやすい地区です。青森駅からの主な距離は次のとおりです。
- ねぶたの家 ワ・ラッセ: 3分(200m)
- A-FACTORY: 5分(400m)
- アスパム: 7分(500m)
- 古川市場: 8分(600m)
- 青森県立郷土館: 12分(900m)
新町周辺の内陸の商店街は、駅から北へ徒歩10〜15分です。青森駅から新青森駅までは徒歩約25分ですが、電車のほうが速いです。
サイクリング
青森の湾岸は、平坦で景色が良く、遊歩道は交通量も少ないため、サイクリングに最適です。青森駅の近くでレンタサイクルが借りられます。
- アスパムのレンタサイクル: 1時間約500〜800円、または1日2,000円(2026年時点)。アスパムの建物の下にあります。
- 駅周辺のレンタル店: 駅近くの数軒で、シティサイクルが1日1,000〜1,500円です。
湾岸のサイクリングコースは、魚市場から東の祭り会場方面へ約5kmで、多くの人が無理なく走れます。市の南にある丘陵地帯へ内陸を進むのは負担が大きく、標準的なレンタサイクルにはおすすめできません。
青森空港へのアクセス
青森空港は市の中心部から南へ約10kmにあります。空港と青森駅の間は、直通バスが結んでいます。
- 青森空港リムジンバス: 約35分、2026年時点で750円。バスは便の到着に合わせて運行します。
- タクシー: 同じ区間で約3,000〜3,500円。
青森空港には、東京羽田(約1時間20分)、大阪、名古屋、札幌からの国内線が就航しており、新幹線のルートを戻らずに青森を日本周遊の行程に組み込むのに便利です。
青森の交通の基本: ジャパン・レール・パスは、東京から新青森までの東北新幹線をカバーします。青森は、鉄道パスで行きやすい最北の目的地のひとつです。空港やホテルへの送迎には、Kiwitaxiが定額料金の貸切車を提供しています。青森県全体(十和田湖、恐山、津軽半島)を巡るためにレンタカーを借りるなら、日本のレンタカーが現実的です。市外に出ると公共交通機関は急に少なくなります。
旅の準備
- 航空券 - 日本行きの最安運賃を探す
- ホテル - Booking.comで青森のホテルを探す
- 旅行保険 - 出発前に補償を準備する
- eSIM - 到着後すぐに通信を確保する
- レンタカー - 各社の料金を比較する
あわせて読みたい: 青森旅行ガイド · 日本国内の移動ガイド · ジャパン・レール・パスガイド · 青森の観光スポット