箱根は東京の南西80キロ、富士箱根伊豆国立公園の中にあり、日本でも特に変化に富んだ1日コースが組める場所です。晴れた日には芦ノ湖から富士山が地平線にそびえ、箱根ロープウェイは活火山の火口の上を渡り、彫刻の森美術館には世界的な彫刻が並び、古い旅館では何世紀も湧き続ける温泉に浸かれます。多くの人は東京からの日帰りで訪れますが、一泊すると体験が大きく深まります。
料金は2026年時点のおおよその目安です。
ツアー早見表
GetYourGuideで人気の高い、東京発の箱根ツアーを比較します。
| ツアー | 所要時間 | 料金(から) | 見どころ |
|---|---|---|---|
| 富士山ツアー、箱根ロープウェイ、大涌谷、芦ノ湖 | 10時間 | 約80ドル | 富士山五合目、ロープウェイ、火山の火口、芦ノ湖クルーズ |
| 富士山と箱根の1日ツアー(ラーメン作り体験つき) | 1日 | 約85ドル | 箱根の海賊船、芦ノ湖、大涌谷、ラーメン教室 |
| 1日ツアー:富士山と箱根 | 11時間 | 約75ドル | 富士山と箱根の見どころを1日で |
| 富士山、御殿場、箱根の日帰りツアー(ラグジュアリーバス) | 1日 | 約90ドル | ラグジュアリーコーチ、御殿場のショッピング、芦ノ湖、箱根神社 |
| プライベートでカスタマイズできる富士山と箱根の1日ツアー | 10時間 | 1台約300ドル | 専用車、柔軟な行程、ホテル送迎 |
| 箱根プライベートツアー:温泉と芦ノ湖クルーズ | 1日 | 約200ドル | 貸切の温泉、芦ノ湖クルーズ、富士山の眺め、ホテル送迎 |
| 東京発:富士・箱根プライベートツアー 温泉・アート・自然 | 1日 | 約200ドル | 彫刻の森美術館、温泉、富士山の眺め、プライベート形式 |
| 東京発:富士山、大涌谷、箱根神社、彫刻の森美術館 | 1日 | 約85ドル | 彫刻の森美術館、箱根神社、大涌谷、少人数 |
旅行者タイプ別のツアー
箱根には、富士山の眺めが目的の人、温泉が目的の人、活火山の上のロープウェイが目的の人など、さまざまな旅行者が東京から訪れます。主なツアーを旅の優先事項別に整理しました。
芦ノ湖。対岸に箱根神社の鳥居が立ち、地平線に富士山が見えます。
子ども連れの家族
富士山と箱根の1日ツアー(ラーメン作り体験つき)は、定番の箱根周遊にラーメン作りの体験が含まれるため、家族連れに特におすすめです。小さな子どもは、景色のよい展望台よりも手を動かす食の体験にずっと熱中します。芦ノ湖の海賊船は、ヨーロッパの帆船を模した大げさなデザインで、子どもを確実に喜ばせます。大涌谷では、硫黄の噴気や、温泉の熱で茹でた名物の黒たまごが、山の景色が薄れても子どもの記憶に残る刺激になります。
もっとゆったり回りたい家族には、1日ツアー:富士山と箱根が、詰め込みすぎずに要所を押さえます。バス移動なので、小さな子ども連れで複数の鉄道乗り継ぎを管理する負担がなく、新宿出発から帰りの送りまでガイドがすべて手配します。
ひとり旅
富士山ツアー、箱根ロープウェイ、大涌谷、芦ノ湖は少人数制で、ひとり旅の旅行者に特に向いています。東京中心部から乗り合いのバスで行くため、ほかの旅行者と自然に会話が生まれます。初めての訪問で、箱根フリーパスの交通網を自分で攻略する手間もなくなります。約80ドルからで、予算を気にするひとり旅にも手が届く価格帯です。
もっと自由に動きたいひとり旅の人には、箱根フリーパス(新宿発約7,100円、2026年時点)で、ロープウェイ、ケーブルカー、芦ノ湖クルーズ、路線バスなど箱根の交通がすべて使えます。自分のペースで周遊したい人にとって、とても良い個人旅行の選択肢です。
予算を抑えたい旅行者
1日ツアー:富士山と箱根は、富士山と箱根の主な見どころを1日で回る最も経済的な方法です。約75ドルからで、プライベートツアーよりはるかに安く、英語ガイド、バス移動、大涌谷、芦ノ湖、箱根神社という箱根周遊の核となる部分が含まれます。富士山とロープウェイを高い料金を払わずに体験したい人には、現実的な選択です。
あるいは、箱根フリーパス(新宿発約7,100円、2026年時点)を買って自分で周遊すれば、ロープウェイ、海賊船、神社を合わせて総額1万円以内で回れます。箱根内の交通がすべて対象になるため、日本の鉄道に慣れた旅行者が1日かけて回るなら、非常にお得です。
文化に関心のある旅行者
東京発:富士・箱根プライベートツアー 温泉・アート・自然は、箱根の文化的、芸術的な奥行きを景色と一緒に楽しみたい人のための企画です。7万平方メートルの野外彫刻(ヘンリー・ムーア、ロダン、ジャコメッティ、日本の戦後を代表する彫刻家の作品)がある彫刻の森美術館での時間、伝統的な温泉体験、定番の富士山展望スポットが含まれます。火山の火口より芸術に惹かれる人には、彫刻の森美術館を任意の追加ではなく行程に組み込んだこのツアーが最適です。
東京発:富士山、大涌谷、箱根神社、彫刻の森美術館も、少人数制で似た文化的な内容です。彫刻の森美術館のピカソ館と彫刻庭園、箱根神社の湖畔の鳥居、大涌谷を1日で回ります。プライベートより少人数グループが好きな、文化重視の旅行者に向いています。
アドベンチャーとアウトドア好き
大涌谷の火口散策は、箱根日帰り旅行のアドベンチャーの目玉で、紹介した標準的なツアーはすべて火口の上のロープウェイを含んでいます。富士山ツアー、箱根ロープウェイ、大涌谷、芦ノ湖は、状況が許せば大涌谷エリアも明確に含みます。火山の警戒レベルが上がると散策路が運休することがあるため、予約前に確認してください。標高2,300メートルの富士山五合目、活発な硫黄の噴気の上を渡るロープウェイ、芦ノ湖のクルーズが、1日で多彩な変化を与えてくれます。
宮島の弥山に登ったり、同じ旅行中に尾道でサイクリングをしたい人には、箱根周辺でも、河口湖から富士五湖エリアの杉林を抜ける遊歩道があります。河口湖発の半日ハイキングは簡単で、ガイドは不要です。
カップルとラグジュアリー旅行者
箱根プライベートツアー:温泉と芦ノ湖クルーズは、箱根のロマンチックな要素をひとつにした完全プライベートの1日です。ホテル送迎、自然の中の露天風呂、富士山を望む芦ノ湖クルーズ、山の雲の状態が最良の場所でゆっくり過ごせる自由が含まれます。プライベート形式なので、バスの時刻ではなく自分たちのペースで停車地を決められます。箱根の日帰りでは富士山の頂上が見えるかどうかが最大の変数なので、これは大切な点です。
プライベートでカスタマイズできる富士山と箱根の1日ツアーは、専用車と柔軟な行程で、ホテル送迎、雲の状態に合わせた停車、希望に応じて彫刻の森美術館や湖畔のレストランでの懐石ランチも組み込めます。箱根を単なる日帰りの一項目ではなく、日本旅行の意味ある部分にしたいカップルには、どのバスツアーとも根本的に違う体験になります。
東京から箱根への日帰り旅行
最も一般的な出発点は新宿駅で、小田急ロマンスカーを使います(約85分、1人片道2,470円から、2026年時点)。箱根フリーパス(新宿発7,100円、2026年時点)は、ロマンスカーの運賃に加え、ロープウェイ、ケーブルカー、芦ノ湖の海賊船、路線バスなど箱根内の交通が乗り放題になります。終日の訪問ならとてもお得です。
東京発の日帰りツアーは、通常は新宿か原宿から出発し、小田急の予約を手配して、箱根の主な見どころを案内しながら回ります。少人数ツアー(8〜15人)は1人あたり約8,000〜12,000円、2名のプライベートツアーは約25,000〜40,000円です。
終日ツアーの多くは次を回ります。
- 箱根関所資料館
- 芦ノ湖の海賊船クルーズ
- 湖畔の箱根神社の鳥居
- 富士山の展望スポット(天候次第)
- 大涌谷の火口(開放時のみ。火山の警戒レベルによる)
- 箱根彫刻の森美術館(任意の追加、または個人で訪問)
箱根の定番周遊ルート
箱根の交通網は周遊を前提に作られており、多くの人は一方向に回り、別のルートで戻ります。箱根湯本からの標準的なルートは次のとおりです。
- 箱根登山鉄道(スイッチバックの山岳電車)で強羅へ。35分、フリーパスに含まれます
- 箱根登山ケーブルカーで強羅から早雲山へ。10分
- 箱根ロープウェイで早雲山から桃源台へ。大涌谷の上空を30分
- 海賊船(箱根観光船)で桃源台から元箱根へ。25〜40分
- バスで箱根湯本または小田原へ戻る
ガイド付きツアーは通常このルートを回り、解説を加えながら、よい場所で撮影や食事のために停まります。フリーパスと明確な予定があれば、個人で回るのも簡単です。
箱根彫刻の森美術館
箱根彫刻の森美術館は1969年に開館し、山の斜面に7万平方メートルの野外彫刻庭園が広がっています。常設コレクションには、ピカソ、ヘンリー・ムーア、ロダン、ジャコメッティ、日本の主要な彫刻家の作品があります。ピカソ館だけでも300点以上を所蔵しています。入館料は大人1,600円(2026年時点)、開館時間は毎日9:00〜17:00です。
芦ノ湖を渡る海賊船風の遊覧船のひとつ。
美術館は箱根登山鉄道の彫刻の森駅のすぐそばで、箱根湯本から電車で約5分です。東京発の日帰りツアーの多くは、行程に美術館を含めるか、残りのグループの手配をガイドが行う間の自由時間にここを充てます。
大涌谷の火口
大涌谷は、約3,000年前の箱根火山の噴火後にできた火口地帯です。硫黄の噴気、煮えたぎる池、硫化水素の独特のにおいは、関東地方の他の場所にはないものです。火山の警戒レベルが上がると立入規制になることがあるため、訪問前に箱根町観光協会で最新の状況を確認してください。
開放されているときの火口散策は約45分です。名物は黒たまごで、硫黄を含む温泉水で茹でると殻が黒くなります。1個食べると寿命が7年延びるといわれます。5個入りの袋は約500円です。
早雲山から桃源台へのロープウェイは火口の真上を通り、晴れた日には火口越しに見える富士山が絶景です。
芦ノ湖と箱根神社
芦ノ湖は、約3,000年前に形成されたカルデラ湖です。海賊船は実際にはヨーロッパの歴史的な帆船のレプリカで、俗っぽいけれど効果的です。桃源台から元箱根または箱根町へ向かう40分の航路は、穏やかな朝に最もきれいな逆さ富士が見えます。
箱根神社は、元箱根にある湖の東岸に建っています。湖畔の鳥居は箱根で最も撮影される場所で、団体客が来る前の早朝に訪れるのが最適です。神社は757年の創建で、3柱の山の神を祀っています。参拝は無料で、境内をしっかり見るには30〜45分かかります。
箱根関所は、江戸と京都を結ぶ旧東海道で旅人を検査した江戸時代の関所を復元した施設です。入場料500円(2026年時点)、開館時間は9:00〜17:00です。
箱根の温泉体験
箱根には、それぞれ異なる泉質の9つの温泉郷(温泉街)があります。箱根湯本が最大で、最もアクセスしやすい場所です。
箱根登山バス。箱根フリーパスで回る周遊の主力です。
日帰り温泉: ほとんどの旅館や温泉施設は、宿泊せずに日帰りで入浴できます。箱根湯本の天山湯治郷は最高の施設のひとつで、森に囲まれた自然の露天風呂があり、1人約1,300円、営業時間は10:00〜22:00です。
貸切風呂: 多くの旅館では、宿泊せずに1時間単位で予約できる屋内外の貸切風呂があります(2名で1時間あたり約2,000〜4,000円)。
旅館に宿泊: 伝統的な旅館では、夕食(懐石)、朝食、温泉入り放題が付きます。料金は大きく異なり、安価な旅館は1人1泊約12,000円から、中級は20,000円から、高級(強羅花壇、箱根吟遊)は1人50,000〜100,000円です。
季節ごとの見どころ
桜(3月下旬〜4月上旬): 元箱根の湖畔と箱根神社の参道が特に美しくなります。通常より混雑します。
紅葉(10月中旬〜11月中旬): 箱根登山鉄道の沿線と仙石原のすすき草原が紅葉の名所です。仙石原のすすきは10月中旬が見ごろです。
お正月: 東京と箱根を往復する有名なリレーマラソン、箱根駅伝(1月2〜3日)の間は道路が閉鎖され、大勢の観客が集まります。
ガイド付きツアーの予約
料金に箱根フリーパスが含まれるツアーが、通常は最もお得です。パスだけで新宿発7,100円なので、8,000〜10,000円のツアーは、ガイド、手配、解説が加わる分の追加料金がごくわずかです。
プライベートツアーなら、富士山の展望のタイミングに柔軟に対応でき(雲が最大の変数です)、富士山が見えない場合は御殿場プレミアム・アウトレットや富士五湖エリアへ足を延ばせます。そうした柔軟性が欲しい人には、プライベートでカスタマイズできる富士山と箱根の1日ツアーが最も分かりやすい選択肢です。
最新の空き状況と料金は、GetYourGuideで東京発の箱根ツアーと日帰りプランをご確認ください。
箱根フリーパスには箱根エリア内のすべての交通が含まれます。富士山が見えるかのリアルタイム確認や小田急線の移動のためにモバイルデータが必要なら、日本向けeSIMがあると便利です。出発前に有効化しておけば、到着時からすぐ使えます。
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